ロンドンからパリコレへ
毎シーズン、前日まではミラノ
ファッションウイーク。
飛行機で22時くらいにロンドンに戻り、
朝5時25分パリ行きの列車に飛び乗ります。
ユーロスターで
ロンドンのSt Pancras駅から
パリのGare du Nord.
ドアトゥドアで
約2時間半の距離。
荷物も飛行機のように重量制限がなく、
荷物の多い私にとって、
ユーロスターの手軽さは
ありがたいことでした。
メイクアップアーティストは、
スーツケースでメイク道具を運びます。
どれだけコンパクトに
必要なものをスーツケースに入れるかが
意外と楽しいチャレンジでありました。
また旅先で
新しいメイク商品を買ってくるのも
楽しみの一つでありました。
St Pancras駅に着いてすぐに、
チェックインと出国審査。
とても簡単なのですぐに中に入れ、
そしてコーヒースタンドへ向かいます。
予測通りコーヒースタンドの前は長い列。
それでも朝のコーヒーのために並び
(これがないと機能できない)
自分の列車のboardingを
待合室で待ちながら、
コーヒーで幸福感に包まれる。
乗車するころには
眠気もMAX状態。
パリは最終駅なので、
安心して寝ることができ、
ここで体力を回復させます。
メイクアップアーティスト
になって分かったのは、
朝早いということ。
慣れてしまえば、
全く問題ないのですが、
どこでも寝れるという
特技のおかげで
疲れることなく
いつでもフレッシュに
活動できましした。
パリ
列車を降りたら、
そこはもう違う国。
あっという間に
来れてしまうので、
すぐに聞こえてくる
フランス語に
しばらく不思議な感覚に
包まれていました。
すぐタクシーで
そのままショー会場へ。
大好き人たちとの仕事にワクワクしながら、
そして少し緊張しながら、向かいます。
メイクデモ
ショー会場にもよりますが、
空港のように
セキュリティーがある会場も
あります。
セキュリティーを抜け、
パスをもらって、
バックステージに向かいます。
ヘアとメイクに分かれているので、
メイク側の空いている場所に
荷物を置き、
メイク道具を綺麗に
セットアップして、
リーディングアーティスト
の到着を待ちます。
モデルが到着すると同時に
メイクデモが始まります。
ここで初めて、
どんなメイクをするのか
がシェアされます。
人それぞれですが、
トムの場合、
デモ中にメイクの解説は
あまりありません。
(細かく伝える人もいます)
そのため全神経集中して
メイクの手順とイメージを
インプットします。
彼はそんな私たちの
緊張を和らげるかのように、
チームに冗談を言ったり、
モデルを笑わかせたりするので、
一気に雰囲気が和みます。
とても彼らしいのですが、
他のチームでは
なかなか無い
人柄なのかもしれません。
私は、他のチームに入ることは
あまりありませんでしたが、
他のチームから入ってくる
メイクアップティストの多くが、
「トムのチームが一番いい」
とよく言っていました。
彼は、チームをとても
大事にしており、
そのため、いつも
バックステージは
とても和やかです。
トップに心の安定があると、
チームにも
ハーモニーがあるため、
外部の人にもそれが
わかるのかもしれません。
気づき:上の人がどういう人かで、チームの雰囲気が決まる。
Redemption メイク
メイクデザイン
デザインは、アイフォーカス。
アイソケットライン(アイホール全体)
をすべて含んだ
大きなアイラインを描きます。
アイラインの角度は、
ボトムアイラインの延長線上と
アイソケットラインが
ジョイントするところになります。
ベースメイクは、ほどよいツヤ感を残し、
ナチュラルな素肌感のある仕上がりにします。
アイメイクで使用したのは
M・A・C ジェルアイライナーブラック
綺麗な黒の発色で、とても描きやすい。
形が仕上がったら、
黒のグリッターを重ねて、
ゴージャス感をだします。
MAKE UP TIPS
大きな範囲で
アイライナーを描く時は,
大きめのブラシで一気に
アイラインを描くと
綺麗です。
細かい調整は
細いブラシでおこないます。
私が20年以上、ロンドン・パリ・ニューヨークで
追求してきた「本質の美」についての
ノウハウや解決策をメール講座でお話ししています。
普段に実践できる内容となっていますので
是非試してみてくださいね。
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